お歳暮 お礼状
お歳暮をいただいたら、もらいっぱなしにせず、まずはきちんとお礼状を出すのがマナーです!!
相手の方に無事品物が着いたことをお知らせする意味でも大切なことですよ!頂いたらできるだけ早くお礼状を出しましょう!!
そこまで難しく考える必要もありません。食べ物であれば、どうおいしかったかなど、具体的に書くとより気持ちが伝わるのではないでしょうか?
便箋またはハガキに、手書きで出します。
正式なお礼状は便箋に縦書きをするのが基本ですが、横書きでも、ハガキでも問題はないでしょう。一番大切なのは、すぐにお礼の気持ちを伝えることです。
では、書き方についてのポイントです。順番に見ていきましょう。
文例の作りの全体像はこのような形です。
@頭語(拝啓) A時候の挨拶(または季節を表わす言葉) B相手の健康状態や近況など(家族に対する心遣いがあってもよし、自分たちのことについて触れるもよし)、ビジネスであれば商売の様子などにふれる
C日ごろお世話になっていることに対してのお礼を述べる
D頂いた品物に対してのお礼を述べる。(家族が喜んでいる様子や食べ物であればどうおいしかったなど具体的に書く)
(お返しをする場合の贈ったことや受け取れない場合などのお詫びの言葉はここでいれておきましょう)
E先方の体調を気づかう言葉など
F結びの言葉
G結語(敬具)
名前
・拝啓
・謹啓
月 | 文例・例文 |
---|---|
12月 |
初冬の侯、師走の候、歳末の候、冬至の候、大雪の候、 |
1月 |
厳寒の侯、初春の候、大寒の候、新春の候、小寒の候、 |
友人向け
・○○様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。おかげさまで私たちはいたって元気に過ごしております。
・皆様いかがおすごしでしょうか。
ビジネス向け※貴社と語は会社宛にしか使えません。
・貴社益々ご清祥のこととお慶び申し上げます
・貴社におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
〜
・平素は 格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます
・平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
友人向け
・さて、このたびは大変結構なお品を頂き、本当にありがとうございました。新鮮な海の幸に家族全員、大喜びしております。奥様にもくれぐれも宜しくお伝えください。
・さて、本日はお心のこもったお品を頂き、本当にありがとうございました。いつもながら細やかなお心づかいに恐縮するばかりです。
・さて、このたびは思いがけず結構なお品を頂戴し、本当にありがとうございました。主人も子供達も大喜びで、早速美味しくいただきました。いつも細やかなお心配りを頂き、恐縮いたしております。
ビジネス向け
・さて この度は大変結構なお品物をご恵送賜り誠に有難うございました。
・さてこのたびは結構なお品をお送り頂きましてありがとうございました。有難く拝受させていただきます。御芳志誠に有難く、厚く御礼申し上げます。
・さてこのたびは結構なお品をご恵贈頂きましてありがとうございました。早速一同で有難く頂戴いたしました。これからもご信頼にお応えできるよう誠心誠意努力してまいる所存でございます。何卒ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
(お返しをする場合)
・本日別便にて心ばかりの品を送りました。お口に合うかどうかわかりませんが、ご笑納下さい。
・本日別便にて、心ばかりの品をお送りいたしました。お口に合うかどうかわかりませんが、どうぞご受納下さい。
(断わる場合)※結びの言葉まで含まれています。
・せっかくのお品ですが、当社ではお取引先様からの贈り物はお受けできないことになっております。甚だ勝手ではございますが、お送りいただいた品は別便にて返送させて頂きました。まことに申し訳ございませんが、何卒御理解の上、ご了承賜りたくお願い申し上げます。
略儀ながら書中をもちまして御礼ならびにお詫びを申し上げます。
友人向け
・まだしばらくは厳しい寒さが続きますが体調にはくれぐれもお気をつけ下さいませ。
・寒さはまだまだ続くようです。皆様どうぞご自愛くださいませ。
ビジネス向け
・世の中大変厳しい時代ですが社業発展に全力を尽くす所存であります
今後とも相変わらずのご支援ご助力を賜りますようお願い申し上げます
貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます
・寒さはこれからが本番でございます。皆様どうぞご自愛くださいませ。
末筆ではございますが、貴社のご発展と皆様のご健勝をお祈り申し上げます。
友人向け
・とり急ぎお礼を申し上げたくお便りをいたしました。ありがとうございました。
・略儀ながら書中にてお礼申し上げます。ありがとうございました。
・略儀ながら取り急ぎ書中にてお礼申し上げます。
ビジネス向け
・略儀乍ら書中にて取り急ぎお礼申し上げます
・略儀ながら書中を持ちまして御礼申し上げます。
・敬具
・謹白
これらの文を組み合わせて、自分なりに作ってみてください。
文例(ビジネス用)